忍者ブログ

同人ゲームサークル『なすびあん』の弐型式ブログ。

   
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ちょっぴり過激なタイトルですが、CTSでの自分の執筆活動に対する裏話話です。
大した話ではなくチラシの裏ですが、あちらからお客さんがいらっしゃってる今の内に、書いておこうかなぁ……と。
まぁそれでも遅いぐらいで来客数は結構減りましたが……。

さて、CTS。
2008年九月ぐらいに私はこのゲームのマスターになったと記憶しております。
その時点では、本格的に執筆を志して一年ぐらい。後はちょろちょろと自己満足程度に文章を書いていただけに過ぎません。
そんな私でしたからCTSに来た当初、ほとんどSFもミリタリーも知識はほぼ皆無でありました。
拳銃で撃たれたら身体って吹っ飛ぶんだろうなぁとか本気で考えてました。(一般的な拳銃ではそんな事ないらしいです
そんなトーシロが、なぜか異様な自信を持ってMSに応募。
採用試験にも無事合格して、(後に、当時の採用試験はザルだった事を聞かされる)ますますの自信を高めていきました。
そうしてMSになり、慣れてくるにつれて私のシナリオはKV物……いわゆる、ロボットや戦闘機の戦闘シナリオに変わっていきます。
それは何故か。最後の方なんてその比率はメカ:生身だと8:2ぐらいだったと思いますがっ。
実は私、……ロボットや戦闘機などのメカが大好きというわけではなく、むしろ知識など皆無。
ロボットアニメすらも見た事がありませんでした。
たまに友達の家や宣伝なんかで目にするイメージで。
巨大鋼鉄物体が巨大ライフルで撃ち合ったり、巨大剣で斬り合ったりするんだな、くらいの認識だったのです。
とはいえそういう認識はわりとMS間でも一般的なのか(ここまで酷くは無いです)、KVのシナリオ数は非常に少なく、一方で需要は高いためにほとんどのお客さんが参加できないという状況が続いていたのです。
そこで、義憤に駆られた知識など皆無の私がKVシナリオに参戦。(もちろん需要が高いからお客さんが一杯!という気持ちは大いにありましたが、印象をよくするためにあえて義憤という事にしておきます)
着々とその比率を高めていきました。

そうして、慣れないながらも勉強したり細部を誤魔化したりしながら、段々とKVシナリオに慣れてきた私はある事に悩まされていきます。
それは継続的にショートシナリオをリリースする為に起こる出来事。
そう、いわゆる『ネタ切れ』です。
私の実戦経験の薄い脳では、ネタの枯渇スピードは水がスポンジに吸い込まれて行くように早く、本当にあっという間で悩み始めました。
そこで、私はとある長編シリーズの構想を練り始めます。
「話が続いていれば、ネタ切れに悩む事も無い」
安易な考え方でした。
ですが、その安易なままに練ったシリーズのコンセプトは、
・誰でも参加できるKVシナリオの継続的供給。
・出来るだけ初心者さんも参加しやすい
・一年半以上の長大なプロット
・うはwwエースコンバットおもしれぇ! これで行こう!!
というものでした。
非常に安易でした。
ぶっちゃけ、KVシナリオがリリースできれば良いと思っていたので、最初のプロットはごくごく簡単に決めました。
ですがシリーズを進めて本気になっていくうちに、上から二つは私の狙いを少しずつ外れていきました。
そして三つ目の長期プロットを練った件では、何度か過去の自分に呪詛を送り込みました。
結局一年半のプロットが一年に改変される、などという事はありませんでしたが。
そして四つ目、エースコンバットらしさみたいなのは……ちょっとだけ出てたんじゃないでしょうか。ほら、死んだはずの仲間の裏切りとか……。
こんな風に勢いで始めたシリーズでしたが。
気付けば他の小説も書かず、このシリーズのクオリティを少しでも上げるために悩んだり凹んだり喜んだりしながら日々を送っていました。

そして悪戦苦闘の末にシリーズを完結させて、現在に至ります。
書き続けた70以上のシナリオが、私に貴重な経験を残してくれました。
これを糧に今、青井えうが送る『空戦記』の続編は電撃小説大賞への応募作という形で書かせて頂いています。
ジャンルなどは大きく違いますが、良くも悪くも。
「嗚呼、これは青井えうの文章だなぁ」と思って頂ける作品になるのではないでしょうか。
紙媒体になるか、Web媒体になるのかは分かりませんが、また完成した暁にはお読み頂ければ幸いにございます。
まぁ落選して無料公開するWeb媒体の方が、皆さんの負担少ないんですがががが。

それではこれで。

少しでも高いクオリティへ、を目指して頑張ります。

拍手[0回]

PR
現在、電撃大賞に応募する小説を、ようやく三分の一ほど書き上げました。
この作品では「起承転転転結」の構成になっている……つもりなのですが、今ようやく「起承」が終わり、転に入ろうという所です。
しかし、応募規定にある原稿枚数の半分近くの分量を既に書いてますので、もしかしたら二~三十ページ分ぐらいオーバーする事になるかもしれないなぁと思っています。
やっぱり推敲とかも大変なんでしょうねぇ、この分量になると……。

さて、ここで書いてて思うのはビジュアルノベルのシナリオを作る大変さです。
小説、しかも電撃文庫の新人賞作品ともなれば、そのページ数は最高でも文庫本換算260ページ。これはもう中篇に片足が突っ込んだ薄い本程度です。
一方、長編ビジュアルノベルの分量といえば、私の感覚では文庫本二、三冊分ぐらいでしょうか。要するに、二倍三倍の分量なわけです。
現状で私は新人賞への応募作品を60ページほど書いただけでヒィヒィ言っています。いや、ほんと結構な労力が必要なんですね。
ただ書くだけならともかく、設定を詰めて、プロットを詰めて、資料を揃えてっていう事をしていると本当にやる事は尽きません。
これがまだ260ページ程度なので、どうにかそれなりに纏まった作品が書けそうだとは思うのですが……ビジュアルノベルになれば、物語の長さは二倍三倍。
そうなると、恐らく物語の構成も「起承転転承転転転承転転転転結」ぐらいの複雑なモノにしなければ面白くありません。
ですがそれぐらい複雑になってしまうと、ありとあらゆる設定、長い物語に破綻無い綿密なプロット、出て来る設定に関連する膨大な資料が必要になっていくわけです。
つまりシナリオを作る上での作業量は掛け算式に増えて、両肩どころか全身に圧し掛かっていくのです。
それを考えると血の気が引くと同時に、ビジュアルノベルのシナリオを書く人は本当に人間じゃないなぁと実感するのでした。
「息をするように文章を書く」勢いじゃないと、本当に完成しないんでしょうね。
まぁもちろん、そのハードルの高さがチャンスでもあると思うのですが。

とにかく、敵は自分です。少しでも疑問に思った部分は放置せず、しっかりと突き詰めていく事が大事です。
痛感するのは、やっぱりどこかで妥協すればそれはダイレクトに見る人に伝わってしまうという事。
自分で気になった所は全て直すという心構えを持って執筆していきます。
とりあえず今は新人賞の応募作品に全力を注ぎまして、せめて気持ちだけでも大賞を取りに行こうと思います。

単純な数字の確率だけでも、五千分の一ですが。

拍手[0回]

何だかもしかしたら、CTSの方から人が流れてきてる気がしないでも無いので、ちょっとだけまともな感じで日記を更新しておきます。
もう手遅れな気がしないでもないですががががが。
さて、なすびあんでは次回の夏コミに参加申し込みを行う事になりました。ぱふぱふ!
もしも当選すれば新作中篇ゲームを公開させて頂きます。
当選しなかったら……完成までさせるかは分かりません。いや、させないかも……。
ですが大体の構想の方は今日絵師さんと練りましたので、後は細部を詰めるのみです。
前回は超王道というかベタというか、ありきたりな作品でしたので次は百八十度方向転換。
奇をてらっていきます。良くも悪くも斬新な物語を考えております。
どうぞご期待下さい。(たぶん完成させます)

それと、私事で本当に申し訳ないどうでも良い報告なのですが、新人賞への応募はスニーカーでは無く電撃にしようと思います。
スニーカー文庫はレーベルの雰囲気が合わない気がしますのでっ。
ですのでもし! もし万が一! デビューする事があろうものならっ! 九月には結果が出ますので皆さんよろしくお願いシマースッ!!

シマースッ!!

拍手[0回]

副業の最終シナリオをとうとう書き終えましたーーーーーーーーーーwww
ギャアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwこの達成感wwwwwwwうはっwwwww
寂しい、だけど嬉しい!!ありがとうCTS!!そんな今までの苦労や挫折を都合よく美化しちゃって賛美しちゃえるような甘い感情が沸き起こっちゃいますねぇッ!やっはぁ!!
私青井えうがCTSの世界で送る物語はフィナーレも終わり幕は閉じましたので、後は簡単な舞台挨拶をもってそのステージを降りる事になるでしょう!
今まで支えて下さった皆様に感謝の一礼を!そして堂々とステージの階段を下りて、そこから出て行こうと思います。
もちろん一つの区切りが付いただけで、これで終わりではありません。
私は次の舞台に出演する為にまだ努力を開始しなければならないのです。
一体どの舞台のどんな物語を語れるかは分かりませんが、それでも物語の紡ぎ手となって私は妄想を巡らす事でしょう。
ただ今は! ただこの今は甘美な達成感に身を委ねても良いのでは無いでしょうか!
割れんばかりの拍手とはいかなくても、私の鼓膜を叩く程度の拍手を受けても良いのでは無いでしょうか!
それを聞きながら自分で自分を褒めてやる事を誰が反対するでしょう!
ああ、何事も一つの事を達成するという事が人生で無かった私には、それで十分なのです。
‥‥‥ここまで言っといて何なんですが、リテイクが来たらまた書き直さないといけないんですけどね。(ノ∀`)
さて、現在は午前なわけですが、午後からは新人賞へ送る小説の資料集めの為に図書館へ行ってきます。
頑張ろうと思います。

〆切り‥‥間に合うかなぁ‥‥。

拍手[0回]

まぁ良く知りませんけどね!
だけども、作家の仕事なんてものは野菜や米も作ってなければ、生活を便利にしたわけでも無いし、直接に誰かの役に立った訳でも無い。
ただ紙に黒鉛を擦りつけて、今風に言っちゃえば紙にインクを擦りつけて、ただそれだけで生活してるんですね!
何だそれは!貴族か!貴族なんでしょうか!!
しかも、漫画家のように特別な技能は無いですよ!
ただ誰でも知っている日本語を使って、ひたすら脳内の妄想を垂れ流すという!もしかしたら四十歳文壇の代表よりも高校一年生の方がスーパースターになっちゃうかもしれない世界!
なんて敷居が低いのでしょう。それだけに目指す人は多く、本自体も多く、供給過多になりがちな世界なんじゃないでしょうか。
私は最終的にはノベルゲームの世界での成功を夢見ていますが、しかしそれでも文章で食べて行く事の難しさといったら!そしてその魅力といったら!!
なんにしても頑張るだけの理由にはなりますね。
昔は、本当に江戸時代とかそれぐらいの昔なんでしょうけど、その昔は一日で二、三語も喋らないいわゆる職人という人間が村に数人の割合で居たそうです。小耳に挟んだ噂ですけど。
それに比べて今はといえば、どこへ行っても人、人、人。
そんなに誰とでも喋りたくないのに、人だらけですよ!私は怒ってますよ!!
だから私は、自分の妄想を垂れ流して、日がな一日違う本を読んで資料を探して、ただ毎日執筆を続ける、そんな没社会的な生活にやっぱりちょっと憧れちゃうわけです!
だけどその難しさといったら!何しろ全く生産性が無い作業ですからね!まぁ広義の意味で芸術全般がそうなんですけど!!
なので、せめてあんまり人がネガティヴになるような作品じゃなくて、ポジティヴな気持ちにさせる作品を書けたらなっ。というか生活していけるだけの面白い作品が出来たら良いなっ。
さてさてさてそれで現在は、副業の最後のシナリオを書いてますっ。
でもですね、嫌だったとか後悔したとかそういう話でなく、私にこのお仕事はあまり向いてなかったのかもなぁとも思います。
誰かの愛する妄想を預かる事の難しさとその責任といったら!
そしてその複数の妄想を平等に操る事の難しさといったら!
だけど本当に良い経験をさせて頂きました。この仕事をしてなかったら私は今頃迷走しているかもしれません。いや、今もしていると言えばしてるのですけど、骨組みぐらいは出来てますので。
とりあえずこの副業のお仕事が終わったら、思いっきり自分の物語を書いてみたいと思います。
とにかく、書き殴ってボコボコのけちょんけちょんにしてやろうと思ってんですよ!ぺっ!!

だからもう少し、待って! 色々と!!

拍手[0回]

  
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
Copyright ©  -- 製作者日記弐型 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]